こんにちは、おめがです。
PC歴14年で、一般社会人の4倍位の速さでタイピングができます。
ブラインドタッチって、キーボードを見ないで打つという事だけは聞いたことあるけど、それ以上を教えてくれる人ってなかなか居ないですよね…。
この記事を読むと、ブラインドタッチ(タッチタイピング)を習得するまでの正しい流れが分かります。
そして、なぜキーボードを見ないで打つことができるのかまでをちゃんと理解して習得することができます。
次のようなお悩みをお持ちの方は、是非最後まで読んでみてください!
- 自己流でキーボードを打ってきたけど、全然速く打てない…。
- ブラインドタッチを習得すれば、打つのが速くなるって聞いたけど、具体的にどうやるの?
では、早速見ていきましょう!
ブラインドタッチの正しい習得方法
最初に、ブラインドタッチの正しい習得の流れを確認しましょう。
ブラインドタッチを正しく習得するためには、ステップ1,2を理解した上で、ステップ3,4に進む事がとても重要です。
順番が逆転してしまうとうまく習得できません。間違って紹介してるサイトが多いので注意してください。
ステップ1. ホームポジションを覚える
結論:「F」「J」キーのでっぱりに人差し指を乗せましょう。
具体的に少しずつ話していきます。
ホームポジションとは、キーボードを扱う際の「基本姿勢」のことです。
つまり、指をキーボードのどこに置けばいいかってことですね!
ホームポジションがどこなのか、画像で確認してみましょう。
左から《A S D F》《J K L +》のキーの上に指をおいていますね。
全部暗記しようとすると大変ですが、実はコレ、覚える必要は全くありませんよ。
注目すべきは、「F」「J」キー
よく見てみると、「F」「J」キーの下の方ににでっぱりがあります。
(お手元にキーボードがある場合は、確認してみましょう)
このでっぱりが、人差し指を置く場所のマークなのです!
でっぱりに左右の人差し指を乗せたら、残りの中指から小指までを、一つずつ隣のキーに乗せてみましょう。
ブラインドタッチを習得する上で、ホームポジションがとても重要な理由
ブラインドタッチができる人とできない人には、決定的な違いがあります。
それは、キーボードを見なくても、感覚でキーがどこにあるかを理解しているかどうかです。
「 F」「J」キーのでっぱりを常に基準としておけば、キーボードを見なくてもキーがどこにあるか分かりますよね。
だから、でっぱりを基準にする、即ちホームポジションが、ブラインドタッチを習得する上で重要なんです。
ステップ2. 各指の担当範囲を覚える
ホームポジションを覚えたら、次は各指の担当範囲を覚えましょう。
画像を確認してください。
指ごとに、担当範囲の色を塗り分けてあります。
観察してみると、以下のような特徴があります。
- 各指の担当範囲が、縦のラインごとに分けられている。
- 中指は、2ライン分担当。
- 右小指は、端の全てのキーを担当。
範囲が規則的に分かれていることが、分かりましたでしょうか。
ここまで理解できれば、実際にブラインドタッチの練習を始めることができます!
脱線ですが…
スペースキーは、左右どちらの親指でも問題ありません。
しかし、まだどちらの指を使うか決まってない場合は、スペースキーは右親指で押す事をオススメします。
理由は長くなってしまうので、後ほど記事にして公開しますね!
ステップ3. ブラインドタッチで『あいうえお』の打ち方を覚える
ここからは実践です。お手元にキーボードを準備して練習してみましょう!
試しに、ブラインドタッチで『い』を打ってみましょう。
順番通りやれば、誰でもできるはずてす。
- 左右の人差し指を、「F」「J」のでっぱりに置く
- 中指・薬指・小指を、一つずつ隣のキーに置く
- 「右中指」を一つ上の段のキーに移動して押す(「I」を押す)
いかがでしょうか。
手順通りやれば、 手元を見なくてもちゃんと打てたはずです。
『あいうえお』の打ち方を、画像と表にまとめました。
ひらがな | ローマ字 | 指の動かし方 |
---|---|---|
あ | a | 左子指 を その場で押す |
い | i | 右中指 を 一つ上のキーに移動 → 押す |
う | u | 右人指 を 一つ上のキーに移動 → 押す |
え | e | 左中指 を 一つ上のキーに移動 → 押す |
お | o | 左薬指 を 一つ上のキーに移動 → 押す |
打つ際に最も意識して欲しいことは、「どこのキーを押すか」ではなく、「どの指をどのように動かして打つか」です。
この考えが身につくと、ブラインドタッチの習得がグッと近くなります
僕も僕以外のタイピングが速い人も、キーの正確な位置を即座に答えることができません。
ですが、〇キーを打ってと言われたら、指を正しく動かして打つことができるのです。
『あいうえお』は他のひらがなの基礎になっています。
流れを完全に理解するまで、何度も練習してみましょう。
ステップ4. ブラインドタッチで、全てのひらがなが打てるようになる
『あいうえお』以外のひらがなのほとんどは、
何かのキー + 『あいうえおの打ち方』
で打つことができます。
その為、全てのひらがなを練習する前に、まずは『あいうえお』を完璧に打てるようにしましょう!
例として、『し』の打ち方を解説します。以下はその手順です。
- 左右の人差し指を、「F」「J」のでっぱりに置きます。
- 中指・薬指・小指を、一つずつ隣のキーに置きます。
- 「左薬指」をそのまま押します。(「S」を押す)
- 「右中指」を一つ上の段のキーに移動して押します。(「I」を押す)
『あいうえお』の打ち方に比べて、手順が1つだけ増えました。
『し』は「S」を打った後「I」、つまり『い』を打つことで入力することができます。
実際に、さ行の打ち方は以下の用になります。
ひらがな | 打ち方 |
---|---|
さ | 「s」+「a」(あ) |
し | 「s」+「i」 (い) |
す | 「s」+「u」(う) |
せ | 「s」+「e」(え) |
そ | 「s」+「o」(お) |
確認しましたでしょうか。
さ行は「S」を始めに打ち、その後に『あいうえお』のどれかを打つことで入力できます。
この法則が、他のほとんどのひらがなに当てはまります。
他のひらがなに関しても、ローマ字表を見ながら実際に打って確かめてみましょう!
忘れてはいけないのが、1つ1つの指の動かし方を覚えるということです。
さ行の例だと、「S」は、「左薬指をそのまま押す」を覚えることが重要なのです。
決してキーボードの位置で覚えようとしてはいけません!
後は実践あるのみです、ローマ字表を見ながら1つ1つ指の動かし方を覚えていきましょう!
最後に、上記の法則に当てはまらないひらがなを紹介します。
『っ』
『っ』は、出し方がちょっと特殊です。例えば、『っし』を打つとします。
先ほど『し』を打った時は、「S, I」(い)でしたが、 『っし』を打つ場合は、「S, S, I」と打ちます。
『っ』を出す方法は、直後の文字を打つ時に、「K」「S」「T」などの母音を2回打つと入力することができます。
『ん』
『ん』は、「N」を1回、もしくは2回打つ、または「X, N」と打つことで入力することができます。
始めは、「N」を2回で打つ方法で練習しましょう。他の打ち方に関しては、後ほど他の記事で解説します。
ひらがなを練習できるサイトや、練習する際の具体的な注意点は、以下の記事を参考にしてみてください。
» 【レベル別】ブラインドタッチの練習サイトまとめ。練習時の注意点も6つ紹介。
ブラインドタッチの習得方法まとめ
いかがだったでしょうか。
キーボードを見ずに打つには、ちゃんとした原理があることを理解できましたでしょうか。
ブラインドタッチの正しい習得方法さえ理解すれば、後は練習あるのみです。
タイピングが速くなると、周りからはデキる人に見えますし、今の時代を生きてくのに有利になります。
皆さんも、頑張って練習してみてくださいね!