結論から示すと、ブラインドタッチとはキーボードを見ないで文字を打つ事です。
ですがこの記事では、短い言葉では表しきれない、ブラインドタッチの奥深さについて話しています。
こんにちは、おめがです。
PC歴14年で、一般の社会人より4倍位速く打てます。
突然ですが、学生さんならパソコンの授業、社会人の方なら研修などで、先生や先輩からこんな事を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
「パソコンを使うのなら、まずはブラインドタッチを練習しよう!」
「手もとを見ないでキーボードを打つのよ」
当時の僕も、耳が痛くなるほど聞かされ続けました。
「文字がちゃんと打てればどうでもいいじゃん~、余計なお世話やねん」(過去の僕)
でも、ブラインドタッチはパソコンを使う上で本当に重要な技術なんです。
今回の記事では、まずブラインドタッチとは何かを解説します。その後、なぜ皆が口を酸っぱくして言うほど大切であるのか、その理由も解説します。
記事の最後には、ブラインドタッチを初心者が一から習得する方法も紹介しています。
難しい事はいっさい書いていないので、気軽に読んでみてください。
それでは、早速見ていきましょう。
ブラインドタッチとは
キーボードを見ないで文字を打つ事です。
ブラインドタッチ(blind touch)を直訳すると、キーボードを見ないで(blind)、文字を打つ(touch)ですね!
ここまで知ってる人は結構多いと思います。ですが、それ以上の事を教わった人は少ないのではないでしょうか。ブラインドタッチが何かとは、少ない文字数で表すことができますが、とても奥が深いのです。
どうやって見ないで打つの?なんで見ちゃいけないの?少しでも気になった人は、続きを読んでみてください。
ブラインドタッチが必要な理由
いきなりですが、以下の状況を想像してみてください。
あなたは今、マリオのゲームを遊んでいます。
クリボーが前から歩いてきました。このままだと正面衝突してあなたは死んでしまうでしょう。そうだ、ジャンプでかわしちゃえ!
あなたはジャンプをする為に、一度モニターから目を離し、ボタンの位置を確認して、その後ボタンを押しました!
もしかしたら上手くよけれたのかもしれないし、はたまた、ヒゲのおじさんが無残にも悲鳴を上げているかもしれません。
結果はどうなのでしょうか…
顔を上げてモニターを確認してみると、あらら…ヒゲのおじさんは大きく飛び跳ねて死んでいました。
どうでしたか、皆さんは絶対このように思ったはずです。
「ジャンプをするためにわざわざボタンなんて見ないよ!!だってボタンの位置なんて見なくても分かるもん」
そうですよね。そしたら、下の状況ならどうでしょうか。
あなたは今、パソコンで文字を打っています。
好きなあの子に「おはよう」とチャットを送りたいです。まずは「お」と打たなきゃ…と考えています。
あなたは「お」と打つ為に、一度モニターから目を離し、キーボードの中から「O」キーの位置を確認して、その後「O」キーを押しました!
もしかしたら上手く打てたかもしれないし、打ててないかもしれません。
結果はどうなのでしょうか…
顔を上げてモニターを確認してみると、あらら…「お」と打ったつもりが、「O」になっていました。
「あれ、ゲームと違って、キーボードを打つ時はなぜかキーを見ていたぞ・・・」
ここに気付く事ができたら最高です。後は、ゲームと同じように、キーボードを毎回見なくても打てるように訓練するだけです!
「でもさ、キーボードってゲームに比べてボタンの数が多いし、無理じゃん」
こんな事を思った方、そうですよね。ですがキーボードには、毎回見なくても思い通りに打ててしまう秘密が隠されているのです。その秘密も下に紹介する記事の中で解説しています。
もしタイピングでも、ゲームと同じように、キーの位置を確認しなくても打てるようになったら、それは最高ですよね。
まとめると、ゲーム中、ボタンを見なくても操作できることが当たり前のように、キーボードを見ないで打てること、すなわち「ブラインドタッチ」は、パソコン使う上で必須級のスキルなのです。
ブラインドタッチを習得するメリット
ブラインドタッチを身につけると良いことづくしです。そのメリットを、先程のマリオの例を元に紹介しますね。
1. 打つたびに、キーボードを毎回見なくてもよくなる
先程のマリオの例では、ジャンプする度に毎回ボタンの位置を確認していました。
毎回見ることをやめれば、目線は動かさなくていいし、ジャンプしたい時にすぐジャンプできる。そして、何倍も速く反応できますよね。
キーボードでも全く同じことが起こることを想像してみてください。
2. 打った結果が正しいかすぐわかる
先程のマリオの例だと、ボタンを確認して打った後、顔を上げてから、ようやくマリオが死んでいる事がわかりました。
タイピングの例でも、「お」と打ってるつもりが、顔を上げてみたら、ようやく「O」と間違って打っていることに気がついたのです。
キーボードをに目を落とすことなく、モニターを見ながら打てると、打った結果が正しいかすぐ分かるし、間違っているとすぐ分かるから、すぐ修正できるのです。
上記が最大のメリットです。そしてなにより、パソコンを使っているほとんどの時間、キーボードを触っています。
もし何時間もゲームをする時、ボタンを押す度に毎回ボタンの位置を確認しなければいけなくなったらどうでしょうか。ゲームどころじゃないですよね。逆に考えると、ブラインドタッチができたら、キーボードを打つ際にどれだけ快適に何倍も時間を節約することがわかると思います。
ブラインドタッチを習得できるだけで、その人のパソコンスキルの価値は何倍にも増幅します。
ブラインドタッチの習得方法
ここまでで、ブラインドタッチが、パソコンを使う上で超重要なスキルだという事は分かりましたよね。もしブラインドタッチを習得したいと感じた人は、ぜひ次の方法で練習してみましょう。
まずは、僕自身がブラインドタッチの習得方法をまとめておりますので、そちらを読んでみる事をオススメします。日本トップレベルで速く打てる僕が書いた記事なので、信ぴょう性はかなり高いと思います!無料でできる内容のみなので、是非読んでみてください。
»【超初心者向け】ブラインドタッチの正しい習得方法を、タイピング1位が解説
»【レベル別】ブラインドタッチの練習サイトまとめ。練習時の注意点も6つ紹介。
また、ゲームが好きな方は、以下のようなタイピングゲームもあるみたいです。最近は家庭用ゲームでも学べるソフトがあるんですね…
以下は、教育者向けです。パソコンが手元になくても、ブラインドタッチを教えることができます。
ブラインドタッチとは まとめ
いかがだったでしょうか。
ブラインドタッチとは、キーボードを見なくても打つことがてきることでした。そして、なぜ皆が口を酸っぱくしてブラインドタッチを習得しろと言うのか、なんとなく分かりましたでしょうか。もし、ブラインドタッチとはなにかを他の人に教えるときは、ぜひ一緒にゲームのボタンの話をしてあげましょう(笑)
ブラインドタッチは、パソコンの全てのスキルの土台となる最重要なスキルです。これからパソコンを沢山使う人は、これを気に、ぜひブラインドタッチから習得してみましょう。
それではまたー!